ニカーブを理由に解雇されたミシガン州の英語講師、陪審が約180万ドルの賠償を認めたと報道
ミシガン州の連邦判事は、授業中にニカーブを外すことを拒んで解雇されたスドゥース・ハムード氏の宗教的慣行に対する合理的配慮の請求を、公判に進めることを認めた。ある媒体は、2026年2月に陪審が約180万ドルを認めたと報じているが、評決書は確認されておらず、法定の上限により最終額は減額された可能性がある。
スドゥース・ハムード氏は、ミシガン州のACCESS(Arab Community Center for Economic and Social Services)で英語講師として働いていたが、授業中にニカーブを外すことを拒んで解雇された。彼女の訴訟Hamood v. ACCESS(東部ミシガン連邦地裁、事件番号2:23-cv-10270)は、連邦判事が宗教的慣行に対する合理的配慮の請求の継続を認めた後、公判に進んだ。
裁判記録が示すこと
2025年3月31日付の裁判所の意見書によれば、2021年10月8日、ACCESSの管理職はハムード氏に、オンラインで教える際にニカーブを外さなければ解雇されると告げた。ACCESSは、ニカーブを着けたまま働ける別の職を探そうとしたが、そのための資金がなかったと述べた。双方は、彼女がニカーブを外すことを拒んだことが解雇につながったことで一致しており、ACCESSは彼女の宗教的信念の真摯さを争った。
リンダ・V・パーカー判事は、ハムード氏の一部の争点についての略式判決の申立てを退け、ACCESSの申立てを一部認めた。略式判決の段階で、ハムード氏の別個の差別的取扱い、敵対的職場環境、報復の請求を退け、第7編(Title VII)およびミシガン州のエリオット・ラーセン公民権法に基づく宗教的慣行に対する合理的配慮の請求を陪審に委ねた。判事は宗教的信念が真摯でないとの判断は示さず、配慮の合理性と過度の負担かどうかの問題を陪審が扱うべき事項とした。2026年1月28日付の裁判所の命令は、ACCESSの再考申立てを退けた。
報じられた評決
USAヘラルド紙は2026年2月24日、連邦陪審が、ACCESSはハムード氏の宗教的実践に合理的な配慮をしておらず、女性のみの対面授業を担当させても過度の負担にはならなかったと判断したと報じた。同紙は、経済的損害5,471ドル、補償的損害賠償30万ドル、懲罰的損害賠償150万ドル、合計約180万ドルを報じた。この報道を引用した法律ブログでは、賠償額が約180万ドルとも、200万ドル近くとも表現されている。
評決書も二つ目の報道も確認されていないため、金額は報じられたものであり、確認されたものではない。また、連邦法は第7編に基づいて裁判所が認められる補償的・懲罰的損害賠償の合計に上限を設けており、最終的な判決額は陪審の金額と異なる可能性がある。
確認されていないこと
- 陪審の評決書と最終的な判決額。
- ACCESSが公判後の申立てや控訴を行ったかどうか。
出典. CourtListener「Hamood v. ACCESS」意見書 · GovInfo「E.D. Mich. 2:23-cv-10270」 · USAヘラルド紙の陪審評決報道 · Uniform Law Commissionの判例ブログ
2026年10月11日時点の情報。